当院では荒川区の地域の大学病院として、数々の困難な症例を経験してきております。他院でも治療困難な症例についても数多く来院されております。

手の再建のスペシャリストとして治療に携わっていきます。他院での手術症例や困難な症例も改善の余地がある場合があります。

担当:形成外科専門医 石川
その他

手足の機能だけでなく、整容面での改善を行っていきます。

診療内容

  • 手足の外傷
  • 挫滅創
  • 指切断
  • 指再建
  • 関節拘縮

手足の外傷

手は「掴む、触る」など日常生活で欠かせない重要な機能を持ちます。
足は「荷重を支え、歩く」上で重要な機能を持ちます。
血管や神経、腱、骨など重要な器官が密集しており、どれかが傷つくと機能が損なわれてしまいます。解剖学をもとに、当院では機能面でなく見た目でももとの形、より良い形を目指し再建を行います。

指切断

指(足趾)は切断された場合ただ縫っただけでは、切断された組織に血液が届かず壊死します。そこで切れた血管同士をつないで、切断された組織まで血液を循環させて生着させようとする手術を再接着術といいます。手指の場合、細い血管や神経、腱、骨が損傷されているため、顕微鏡下での修復が必要となります。切断指はできるだけ早く再接着術をしなければ、生着率は徐々に低下するといわれています。手術が成功し血液が切断指に流れ、術後10日間ほどで循環が安定すれば生着します。切断指に対する再接着術は緊急を要し、高度な技術、設備が整っている施設でのみ対応が可能です。当院では24時間体制で切断指の再接着術に対応しています。

受傷直後
指再接着後
骨固定、動脈、静脈2本、神経2本

指再建

切断され状態が悪く再接着できなかった症例、断端がなくそのまま指を丸めた症例など、指欠損している症例に対して、指の再建術も行っております。
足趾からの移植や、腸骨の移植など、いろいろな方法から最適な方法を選択肢、手の形態を戻す手術を行っています。移植した足趾の欠損部に関しても移植後可能な限り形態を戻し、変形を予防するようにしております。

手術前

WAF、足趾、足趾移植後

関節拘縮:PIP関節再建

外傷や感染などでPIP関節が可動不良になることがあります。腱剥離しても改善しない場合は関節自体の拘縮の可能性があります。
当院ではPIP関節が受動しない患者に対して肋軟骨を用いた再建を行い、可動域の改善を認めています。